今まで自分の資産残高の推移を確認しては喜んでいましたが、、、お金はあくまでもやりたいことを実現するための手段にすぎないことにようやく気が付きました。前の記事にも書きましたが、 10億円もらえるのに明日死ぬのなら、もらわないですし。
結局生きていくのに困らないお金があればよく、むしろ若いうちは沢山動くこともできるし、得られた経験を今後の人生に活かすことができるのだから、20代で過度に倹約する必要はないように思えてきました。将来必要なお金を試算して、それを満たせるレベルの資産運用ができれば、残りは経験・自己投資に回すことが良いと考えるようになりました。もちろん、無意味な消費活動すなわち浪費は論外ですが。
さて、本題に入りますが、お金持ちの代わりに時間持ちになるなら、何を心掛けるべきなのか。1)集中時間を稼ぐ、2)積極的に時間を買う・探す、3)不要なことを捨てる、この3つかなと思っています。
集中時間を稼ぐ
前回の記事でも触れましたが、時間は1次元の直線でとらえるのではなく、その時々の集中度合いに応じて何倍にも増やせることを知りました。すなわち、時間軸と集中度合いの2次元の面積として捉えて、集中力の必要なタスクは集中度合いが高まっているタイミングに回す、といった視点があれば、24時間をフル活用できるのです。そのためには、どんな時に自分の集中力が高まるのかを把握しておく必要があります。私の場合には、1)朝起きて30分後くらい、2)1日が終わる直前、3)重みのある締め切りの直前、4)次の用事の直前、5)運動した後、6)15 – 30分の仮眠をとった後、7)カフェインとった30分後ですね。いかに1)-7)の時間を意図的に生み出し、そこに集中力を要するタスクを組み合わせるのかが鍵になるのです。
逆に言えば、それ以外の時間帯は活動が停滞気味になります。さらに言えば、どんな時に時間を失うのかを把握しておくことも非常に重要ですね。私の場合には、1)睡眠時間7H以下の寝不足状態、2)何らかのやらかしに伴う反芻思考、3)苦手なマルチタスク環境下での混乱、4)疲労に伴う思考停止、5)計画外かつ無意味な過集中(特にSNSは大敵)ですかね。いかに1)ー5)を事前回避または事後対処し、被害を最小限にとどめるかが鍵になります。
さて、いかにして集中力を高める要素1)-7)を生み出し、時間を失う要素1)ー5)を最小限にとどめるかについては、長くなりそうなので別の記事にまとめます。
積極的に時間を買う・探す
例えば、歩いたら30分で電車なら15分で目的地に到着する場合、差分の15分に電車賃を当てはめ時給換算して天秤にかける、というのはよく聞く話ですよね。でも、本当にストイックに時間持ちを目指すなら、電車のってしまって良いと思いました。つまり、自分の15分には電車賃分の価値があると自身で認め、それに見合う時間の使い方を心掛けるという覚悟を持つことです。それがもっと進化すると、タクシーを利用して車内で並行して別のことをするのだと思います。ま、今のお給料だと毎回タクシーでは生活が回らなくなってしまうので、タクシーに関しては使い時を見極めています。将来はタクシーで移動しまーす。
家事においても、この考え方は当てはまりますね。例えばドラム洗濯機・食洗機・ロボット掃除機の購入。これはもう済んでいますが、もっと小さいことも塵積だと思います。例えば野菜はカット野菜(洗い済み)を利用するとか。冷食も活用するとか。ネットスーパーに頼るとか。大掃除は外注するとか。その浮いた時間を自己投資に充てまーす。
更に、時間を探すってどういうこと?というと、例えばレジで並んでいるときとか、電車に乗っているとき、シャワーを浴びてドライヤーで髪を乾かしているとき、のように、何も考えずにできる動作と並行してできることを組み合わせることですね。よくどうでもいい反芻思考をしがちなので、伸びしろですねぇ。
不要なことを捨てる
こちらもめちゃくちゃ重要ですね。不要なことに貴重な集中時間を浪費するのはもったいなさすぎる。例えば、将来の目標に何ら関係のないSNSをいじっている時間があるとして、それがリフレッシュのためにいつまで休むためと明確ならよいけれど、何の意図もなく惰性で動いているのなら、それこそ時間の浪費。能動的に必要なことに時間を使っていかないと、いくらあっても足りませーん。そういう時間がなぜかよく生まれるんですよねぇ。。1つ目で話題に上がっていた集中時間が切れてしまったときに起こりがち。密接に関連していると思います。とりあえず、仕組みとしては何をしているかApple Watchでワンタップできるものを使って記録してみて、1日の終わりに振り返って採点するのとか良いですね。ま、完璧に続けられなくても、思い出したときに随時行うだけでも全然違うと思います。そして、タップし始めたままきり忘れたタスクとか特に、どこかで脱線したという証拠なので、いつどうして脱線したのか考察する好材料ですね。昔の自分は失敗するたびに凹んでどうでも良くなってましたが、駐在し始めてからあまりに失敗が多すぎるので、むしろ伸びしろを示す好材料なのではと思うまでに成長しました(笑) 失敗した直後のうわー-って感覚も減ってきました。失敗の賜物です。また、別の方策として、生活のコーチングをつけ始めました。今の目標は7:30から8:00の間に起きること。そんなに高くないハードルであるだけに、寝坊報告をするのはなんだか嫌だ。そう思うと、前日夜に無意味にSNS徘徊している最中に、あれ、これは明日寝坊報告しそうなやつだから寝なくちゃ、ってストッパーとして働くんですよね。あと、本気で時間持ちを目指した場合には、7時間睡眠を確保しないと翌日の活動時間の全体を通して集中時間を目減りさせることになるので、勿体なさすぎる!とベッドに直行する日も出てきました。まだ完全ではないので、ここも伸びしろですね。
ここまで、不要なことを捨てたいという話をしてきましたが、不要なものを捨てることも、時間稼ぎにつながりそうです。ミニマリストはその究極系ですが、そこまで行くと個人的には人生楽しくないです(笑) 好きなものはとことん極めるし、持ち続けていたいのですが、その判断力を鈍らせたくないです。あと、新しく迎え入れた時点での住所を明確にするとか。探す時間がもったいないので。住所を明確にするのが面倒くさいなら、その程度のものなので受け入れなくてよいです。
まとめ
記事を書きながら考えがまとまったり、発展したりするので、ブログって良いですね。日記は自分のためだけだから暴走しがちだけど、ブログだと他の人がもし見たときに伝わるように書くので、少し客観的に考えがまとめやすい感覚がありました。時間持ちを目指すうえでの3つの心掛けに対する具体的なアクションプランは、今後更新していきますー!
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